濃霧区間を安全に走行するための霧対策をご紹介しております。
五里霧中
大分自動車道別府地区で発生する霧には、
【霧まめ知識】
別府湾の方から大分自動車道がある山側へ風が吹くと、湿った空気が山の斜面をはい上がることで、空気が冷やされ空気中の水分が飽和状態に達して霧が発生する滑昇霧や、低気圧の接近に伴い、滞留した冷たい空気の上に暖気が流れ込み、温度差により空気が飽和状態となり霧が発生する移流霧とがあります。
【霧発生状況】
大分県内の大分自動車道は、標高の高い場所を走っており、全線にわたって霧の発生が多いところです。特に別府湾サービスエリアから日出ジャンクション間は濃霧が多発する区間で30m先や50m先が見えないような視界状態がたびたび発生します。濃霧は年間を通じて発生していますが、その発生は冬には少なく夏(特に梅雨時期)に多くなります。
濃霧による通行止回数は、多い年では約30回も発生しています。
【防霧ネット】
濃霧が多発する濃霧多発区間:日出JCT〜大分・速見に平成12年度〜平成14年度に掛けて設置されました。この区間は車窓から別府湾が一望できるなど風光明媚な道路であるため、この美しい景観を確保できるように霧が発生している時にのみネットを上昇させるようにした自動昇降式の防霧ネットです。防霧ネットは、ネットに向かって流れてくる霧粒を網で捕らえるとともに、霧の流れを変えて、道路上の霧を薄くし走行の安全を確保するものです。これにより濃霧内の視界が改善され、通行止の回避に大きく貢献しています。また、防霧ネットにより道路内の霧が薄くなることで、視線誘導灯や路上照明などその他の霧対策工も十分に効果を発揮することができます。
濃霧中でも安全走行が出来るよう路線の形状や案内標識などの視認性を向上させるための設備です。
霧の出現に対する注意を呼びかけたり、出現した霧の濃度を確認するための標識です。
濃霧の出現をすばやく捉え、気象情報・道路情報を適確に伝達するための設備です。
霧監視カメラ(ITV)
霧の発生状態をテレビカメラで監視しています。夜間でも明るく映るため、霧の発生を迅速に捉えることが出来ます。
VI計(煙霧透過率計)
霧の濃度の測定器で、霧の検知器としての役割をになっています。
トンネル内案内標識
トンネル出口付近で「出口付近霧注意」を点灯し、トンネルの外の霧への注意を呼びかけています。
霧警戒標示板
濃霧が発生するとドライバーの注意を喚起するため、「キリ注意」「速度落せ」を交互に標示します。
速度超過警告標示板
規制速度を超えると「スピード落せ」と標示され、赤色灯とサイレンが鳴動して安全走行を促します。
視程確認表示板
測定された霧の濃度から、視界を算定して表示します。
案内標識
濃霧下でのインターチェンジ、サービスエリア、ジャンクションにおける道路案内標識の見落としをなくすために、発光ダイオード(LED)を使用しています。
情報板
本線、インターチェンジ入口、料金所入口、トンネル入口付近で気象情報・道路情報を提供しています。
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